はじめに
緊急地震速報という言葉、みなさん一度は耳にしたことがあると思います。
しかし、具体的な定義や細かな情報までは知らないのではないでしょうか。
地震が頻発する日本で暮らしている以上、この言葉をキチン理解しておくことは、あなたの身を守るために大切です。
今回の記事を参考に改めて確認していきましょう。
1.緊急地震速報の定義とは?
「緊急地震速報」とは、地震が発生した直後に震源に「最も近い地震計」で捉えた観測データを解析し、震源や地震の規模(マグニチュード)を直ちに推定するとともに、それに基いて各地が揺れ始める時刻やその震度を予測し、迅速に知らせる「地震動の予報・警報」のことです。
2.緊急地震速報はどこから得られるの?
そもそも緊急地震速報は「気象庁」が発表するものです。
テレビやラジオ、携帯電話などを通じて発令しています。
実際にスマートフォンが鳴り出したり、TV画面が切り替わり速報が伝えられる様子をみたことがある方も多いと思います。
緊急情報ですので、いついかなる状況でも必ず私たちのもとに届くようなシステムが完備されています。
3.緊急地震速報はどのくらいの時間で届けられているの?
速報とはいえ、発表後に強い揺れが到達するまでの時間は長い場合でも10数秒以上はかかると言われています。
また、震源が地震計に近い場合、速報の発表が強い揺れの到達に間に合わないこともあります。
いつどこで起きるか分からないのが地震ですので、緊急地震速報はあくまで参考情報として捉え、いつ来ても大丈夫なように自らが準備をしておくことが大切です。
4.緊急地震速報の存在から「防災シェルター」の有用性を考える
緊急地震速報とはあくまで機械が捉えたデータを分析し、予測として発令される情報に過ぎないことが分かりました。
ですので、必ずしも正確とは言い切れませんし、速報が出てからは迅速な安全確保が求められます。
そこで登場するのが「防災シェルター」の存在です。
これを持っておくことで、自宅からでも素早く身を守る空間に移ることが出来ます。
サイズや金額などの詳細はご自身で調べてみたり、販売元の会社に問い合わせてみることをおすすめします。
まとめ
緊急地震速報とは、地震大国日本にとって有益な存在であることが分かりました。
しかし100%あてにするのは逆に危険を招きかねません。
事前の準備を怠ることなく地震に備える、そんな手段の一つとして「防災シェルター」をご紹介しました。
金額感だけでも掴んでおくと、導入がより具体的になりご自身の身を守る強い盾となりますので是非一度検討してみてください。