一年を通して災害の多い日本で、災害ボランティアの活動が被災地の復旧・復興に大きな役割を果たしています。大規模災害になるほど長期の支援が必要とされ、その活動は災害の種類や時期によって変わります。個人でボランティア活動を考えているかたへ、活動の情報や始め方をご紹介します。
1. 被災地へ行く前に準備すること
情報収集について
被災地に設置する災害ボランティアセンターの多くは、ホームページやSNSで情報を発信しています。現地の状況や活動は日々変わるので正確な情報を得るようにしましょう。
移動手段や宿泊・食事について
事前に必要な備えをして「自己完結」で現地入りしましょう。交通手段と宿泊先を確実に確保するためにボランティアツアーを利用する方法もあります。
ボランティアツアー
被災の規模や状況に応じて、ボランティア団体やNPO法人が主催して参加者を募集します。移動手段や宿泊・食事の心配をする必要がなくボランティア活動に集中できます。災害ボランティアバスも運行されますのでホームページで確認してください。
ボランティア活動保険に加入いついて
ボランティア活動中の事故による怪我や、他人に負わせた怪我や損害賠償責任などを保証する保険です。保障期間は、加入日の年度末(3/31)までで、期限内ならば他の被災地で活動するときにも使用できます。
2. 被災地での活動について
ボランティアセンターで受付をすませてから被災現場へ向かいます。災害直後は、被災住民宅と外周りの片付けや、避難所の運営支援で炊き出しなどを手伝います。
一般のボランティア以外に、医師、看護師、作業療法士や特定の知識・技術を持った人も活動しています。個人で活動するケースや、団体やNPOから派遣されてくるケースなどさまざまです。
3. 被災地を支援するということ
災害後に、被災地でボランティア活動をすることだけが支援ではありません。募金も支援のひとつです。大規模災害は復興まで長期にわたる支援が必要なので、できることを長く続けることが大切です。
4. 最後に
もしも、過去の大規模災害の時に防災シェルターがあったらどうなっていたでしょうか。
その当時はほとんど認知されていなかったので、価格を想像することもできなかったと思います。自然災害の多い日本では、さまざまな研究をもとに対策が立てられていますが、これからは自己防衛の必要性を感じます。災害対策として防災シェエルターを検討する時期かもしれません。価格と高性能な設備は実物を見てお確かめください。
政府広報オンライン 被災地を応援したい方へ 防災ボランティアの始め方
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201909/4.html
全社協 被災地支援・災害ボランティア情報