突然、携帯電話やスマートフォンから大きな音が鳴り、「緊急速報メール」が届くことがあります。
緊急速報メールは、災害から命を守るための重要なメールです。通知が来るように設定されているか、いま一度確認してみましょう。本記事では、緊急速報メールの概要についてご紹介します。
緊急速報メールとは?
緊急速報メールとは、携帯電話事業者(au・ソフトバンク・NTTドコモなど)が無料で提供するサービスです。
気象庁によって配信される「緊急地震速報」「津波警報」「特別警報」を、対象エリア内の対応端末(携帯電話やスマートフォン)に一斉にメールで知らせてくれます。
緊急速報メールの概要
緊急速報メールの概要をご紹介します。
①緊急地震速報
緊急地震速報とは、気象庁が地震の発生直後に各地での震度や強い揺れの到達時刻を予想し、できる限り速やかに知らせる情報のことです。
強い揺れが発生する前に身を守ったり、運転士であれば車両の速度を落としたり、工場勤務の方は機械を制御したりすることができます。
②大津波警報・津波警報
大津波警報・津波警報とは、地震発生直後に気象庁から発表される「津波」に関する警報の一種です。津波による災害の発生が予想される場合に、地震発生から約3分を目標に気象庁から「大津波警報」や「津波警報」が発表されます。
・大津波警報
予想される津波の高さが高いところで3mを超える場合に発表される警報です。
・津波警報
予想される津波の高さが高いところで1mを超え、3m以下である場合に発表される警報です。
③気象等に関する特別警報
気象等に関する特別警報とは、警報の発表基準をはるかに超える大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪などが予想される場合に発表される警報です。
④噴火に関する特別警報
噴火に関する特別警報とは、居住地域に重大な被害を及ぼす噴火が予想される場合に発表される警報です。
特別警報を受信したら?
特に、「特別警報」は最大級の警戒を呼びかける警報になります。
特別警報を受信した場合もしくは見聞きした場合、まずは落ち着くことが大切です。周囲の状況や自治体の避難情報を把握し、危険を回避するために速やかに適切な行動をとるようにしましょう。
まとめ
災害に備え、緊急速報メールを受信できるように設定しておきましょう。
また、自宅に防災シェルターを備えておくと、さらに安心感が高まります。防災シェルターに関しては価格が高いというイメージを抱いている方も多いと思います。 価格は製品によって異なるため、予算に合った防災シェルターはないか一度調べてみましょう。