毎年、大きな災害が起こると「緊急安全確保」という言葉がニュースなどで流れることも増えてきましたよね。
この言葉からはすぐに安全な状態にならなければいけないという危機感を抱きますが、具体的にはどんな行動を取れば良いかわからないという方も多いのではないでしょうか。
緊急安全確保とは具体的にどんな内容を指すのか、覚えておいてください。

緊急安全確保=直ちに命を守る行動を!

基本的に緊急安全確保は市区町村長が判断し、発令されるものです。
これまでに発令された事例を見ると、早めの発令によって住民には被害がなかったケースもあります。
緊急安全確保の意味は「直ちに命を守る行動を」ということなので、迅速に今起きていることを把握した上で指示を出す市区町村長がスピーディーな対応をすることが求められています。

緊急安全確保でやるべきこと

緊急安全確保は警報レベル5に該当するため、この段階まで来てしまうと残念ながら取るべき行動はほとんどありません。
なぜなら、避難は警戒レベル4までに行うべきものであり、警戒レベル5にあたる緊急安全確保での避難は逆に危険度が高いからです。
このレベルになるまで待つのはリスクを高めるので、災害時には情報を入手して早めの避難をおすすめします。

頑丈な建物への移動

緊急安全確保でできる行動はほとんどありませんが、だからと言って災害が自分や家を襲うのを待つこともできるだけ避けたいことです。
警戒レベル5になっても近くに頑丈な建物があったり、自分の周りで身を守れるような場所があればそちらに移動した方が命を守ることができる可能性は高まります。
ただし、無理をして避難をすると巻き込まれる恐れがあるので、判断力が大切です。

防災シェルターが命を守る

防災シェルターは百万円前後から数百万円程度の非常に金額が高いものです。
しかし、3週間程度の食料を置いておくことが可能であったり、安全性に優れているというメリットがあります。
もしもの時のことを考えて、防災シェルターを購入しておくのは金額面から考えても決して高い買い物ではありません。
防災シェルターはご自宅の庭などにも設置することが可能なので、警戒レベル5になってもご自宅からすぐの場所に設置されていれば比較的危険は少ないと言えます。
しかし、移動はすべて命がけとなるため、比較的安全だと言われている防災シェルターに移動するまでの間にも気を抜かず、安全を一番に考えた行動を心がけましょう。

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