災害が発生すると、私たちは、テレビやインターネット、SNSで多くの情報や映像を目にします。

それを見て、何とかしてあげたい、何かできることはないか、ともどかしい思いをしている人も多いことでしょう。

今回そんな思いを持っている皆さんができることを紹介します。

災害ボランティア

平成28年の熊本地震、平成30年の7月豪雨、令和元年東日本台風などでも、多くの災害ボランティアが被災地の復旧・復興のために大きな役割を果たしました。

大規模な自然災害が発生した際、見返りを求めず、自発的に行う被災地への支援活動が、災害ボランティア活動です。被災した地域や住民が、1日でも早く元の生活に戻ることができるようお手伝いをすることを目的とし、力仕事から事務作業、心のケアまで様々な災害ボランティア活動があります。

災害ボランティアにはいろいろな活動があります。

  • がれきの除去、分別
  • 泥だし
  • 室内清掃
  • 引っ越しの手伝い
  • 物資、衣類の仕分け
  • 炊き出し
  • ボランティアセンター運営の手伝い
  • 心のケアの手伝い
  • イベント、サロン活動の支援

ボランティアは、被災直後だけでなく、長期間にわたる支援が必要とされます。

被災地の支援ニーズは災害の種類や時期によって変化するため、災害ボランティアの活動内容も変わっていきます。

準備

とりあえず現地へ行こうと行ってみても、現地ではボランティアの体制が整っていない場合があります。

全国社会福祉協議会などのSNSやウェブサイトで最新の情報を必ず確認してください。

また、ボランティア活動中の事故に備えた保険に加入することも大切です。

活動

災害ボランティアセンターで受付をします。

災害ボランティアセンターは、災害時に、被災地の社会福祉協議会が中心となり開設され、被災地でのボランティア活動を円滑に進めるための拠点です。

個人ボランティアの登録を受け付け、被災者と個人ボランティアの調整を行い、両者をつなぐ役割を果たします。

元の生活を取り戻したい被災者をサポートするのがボランティアです。「被災者への心配り」を忘れず、自分の経験による判断を押し付けず、被災者の気持ちや立場に配慮し、被災者中心の支援を心がけます。

募金、義援金

直接被災地でボランティア活動をする以外に、募金、義援金という支援の方法があります。

義援金をサポートしている団体も多くありますが、特に以下の団体がおすすめです。

団体を支援するメリットは、「災害支援のプロ」に判断を委ねられること。あなたの大切な寄付を、最大限有効活用してくれます。

日本ユニセフ協会

特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)

認定NPO法人ワールド・ビジョン・ジャパン

空飛ぶ捜索医療団ARROWS

認定NPO法人レスキューストックヤード

防災シェルターの支援

もう一つ、有効な商品があります。

防災シェルターです。

これがあると、被災者は安心して過ごすことができます。価格も様々です。あなたのできる範囲の価格での支援を検討しましょう。

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