防災用品の準備はできていますか。
何年か前に用意したままだとしたら、中身をメンテナンスしませんか。
常備薬の期限切れや、未開封でも基礎化粧品を何年も入れたままではいざというときに安心して使えません。季節に合った衣類に入れ替えることも大切です。今回は、防災用品をスマートフォンなどで撮って管理する方法をご紹介します。
1.準備 写真を撮ります
防災用品を「1次の備え」と「2次の備え」に分けて写真を撮ります。衣類や洗面道具などを分類してアイテムが一目で分かるようにします。少し面倒でも後のメンテナンスが楽になりますので頑張ってみましょう。
「1次の備え・非常用 」
非常時に使用する防災用品のことで、必要最低限のアイテムを揃えます。
①現金以外の貴重品(保険証や身分証明書になるものなど)は、1枚ずつ写真を撮ります。
常備薬や薬手帳は自分が分かりやすいようにまとめて構いません。
②衣類や下着は、夏・冬などの季節が分かるようにまとめます。
③使用期限のあるもの(食べ物・飲料、乾電池など)は期限が分かるように、基礎化粧品や衛生用品など2~3年で使いたいものを分類していきます。
バッグに詰める時は、後で何がどこに入っているようにしておきましょう。
「2次の備え・持ち出し用 」
ライフラインが止まった時に備えて用意する生活用品です。
最低3日~7日分を目安に準備します。食べ物・水以外の消費期限のないものは、1次の備えと同じようにメンテナンスしましょう。2次の備えはリストを作るだけでも良いと思いますので、その場合はリストを保存してください。
2. 保管します
1次の備えは、非常用にリュックサックなどの両手があくものに入れておくのが理想です。
寝室や玄関の近くなど、自分がすぐに持ち出せる場所に保管します。
2次の備えは、避難生活をする場合のアイテムなのである程度の量や重さがあります。
キッチン(日常の保存食などをストックする場所)や納戸など、ある程度の量が保管できる場所に保管します。
最後に
避難生活が長期化すると生活用品もそれなりの量と重さになります。
防災シェルターは、非常時に必要なものをすべて保管することができます。水・食料など備蓄品の定期交換も依頼できます。自分で買い揃えて期限を管理しなくてすむのは助かります。防災シェルターの価格は、非常用品と違って手軽に用意できる価格ではないかもしれません。購入を検討する時には設備と価格だけではなく、購入後も安心なメンテナンスとサポート体制も確認してみてください。