コロナウイルスが蔓延する中で、「今大きな災害があったら」と考えてしまう人も多いでしょう。
避難所は人が殺到するリスクが高く、きちんと対策をしている人が空気感染してしまい、クラスターが発生することも考えられます。
避難場所でも油断できない今だからこそ考えておきたい、コロナ禍の避難での3つの持ち物をご紹介します。
コロナ禍に+αで必要な3つのアイテム
災害時には持ち物をできるだけ少なくすることが大切ですが、必要なものは持って行かなければ後で後悔することになります。
その持ち物の中でコロナ禍になってから重視されるようになったのがマスク、消毒液、体温計の3つです。
全て軽いものであり、場所もほとんど取らないので防災リュックに入れるか近くに置いておくようにしてください。
マスク
マスクは一番重要なコロナ対策のアイテムで、これがなければ避難所に入れてもらえない可能性もあります。
供給が安定してきたことから金額も安く手に入るようになったマスクを災害用として使うならウイルス対策に向いていて、自分の顔のサイズに合うものを選びましょう。
顔が小さい方は、フリーサイズで紐の部分を結ぶ工夫をしても構いません。
目に見えないウイルスが付着する危険性を考えて使い捨てマスクを選ぶべきですが、洗濯できるタイプも何枚か用意しておくと安心です。
消毒液
最近はどこの公共施設やお店に行っても消毒液は必ず置いてありますよね。
避難所にも常備されていることが予想されますが、避難所のものではプッシュする時にたくさんの人の手が触れたところを触らなくてはいけないデメリットがあり、自分や家族専用の消毒液を持っていた方が良いと言えます。
消毒液はできるだけ頻繁に使い、衛生面に気を遣うようにしてください。
体温計
体温計は非接触型のものだと少し低めの体温が表示されてしまいますし、他人と一緒に使うのは不衛生です。
体温は健康を表す指標にもなります。
自分の日々の変化にすぐ気付けるように、体温計を使って記録をつけることも大切です。
さらに追加できるならパルスオキシメーターを
コロナ禍での避難でさらにもう一つ追加したいのは、パルスオキシメーターです。
パルスオキシメーターは一定時間指を機械に入れるだけで、脈拍と血中酸素濃度がわかるようになっています。
血中酸素濃度が低下すると命に関わる恐れがありますが、慣れない避難所でメンタルに不調がでている場合はそれが原因の動悸や過呼吸が起こっているだけだという可能性があります。
したがって、パルスオキシメーターは本当に体に異常がないかをセルフチェックするのにも非常に役立つアイテムだと言えるでしょう。
感染リスクの低下にも繋がる防災シェルター
防災シェルターは他者との接触や密を避けることができる空間でもあり、金額はそれなりに高くても感染リスクを避けることが可能です。
たくさんの人と同じ空間にいることが不安な方は、ぜひ防災シェルターの購入も検討してみてください。