備蓄ではなく乾電池の買い置きとして良くあるサイズは、単三サイズではないでしょうか?単一サイズや単二サイズの乾電池の買い置きがある家庭は少ないはず。災害用に購入していた懐中電灯が単一や単二サイズだった場合、使えなくてショックを受ける場合もあるでしょう。
そんな時、家庭にある物で単三サイズから単一サイズ・単二サイズへ変換出来たら便利ですよね。そんな方法かあるの!?と、思われるかも知れませんが・・あるのです!では、その方法をご紹介しましょう。
ただし、あくまでも超非常時の緊急処置としてご紹介するので、本記事の「注意事項」は必ず守ってくださいね。
単三サイズを単二サイズの乾電池に変換する方法
先ずは単三サイズを単二サイズの乾電池に変換する方法のご紹介です。必要な材料は「単三乾電池・布・セロハンテープ・定規」の4つだけです。
- タオルやハンカチなどの布を用意する
- 単三電池の高さにあわせて切る
- 切った布を単三電池に巻いていく
- 直径が2.6cmになったらセロハンテープで止める
ポイントは布を単三電池にしっかり巻き付けることと、直径が2.6cmで止めることですね。これで単三電池が単二サイズの乾電池となりました。
単三サイズを単一サイズの乾電池に変換する方法
次に単三サイズを単一サイズの乾電池に変換する方法のご紹介です。用意する必要な材料は、先ほどの単二電池の時より1つ増えて、「単三乾電池・布・セロハンテープ・アルミホイル・定規」の5つとなります。
- タオルやハンカチなどの布を用意する
- 単三電池の高さにあわせて切る
- 切った布を単三電池に巻いていく
- 直径が3.4cmになったらセロハンテープで止める
- アルミホイルで高さを調整する
アルミホイル以外に活用できるもの
通電できるものならなんでも使うことが可能です。アルミで出来た1円玉や、銅で出来た10円硬貨も利用可能ですよ。
- 1円玉7枚をセロハンテープで固定する
- 10円玉7枚をセロハンテープで固定する
- ただし、1円玉と10円玉を混在させるのはダメ!
【重要】単一・単二サイズの乾電池に変換する際の注意事項
ここでお伝えする内容は重要なことなので、必ず守ってくださいね。
- 電池を2個以上使用する場合は、全ての電池においてサイズ、メーカー、ブランドは全て同じものを使用すること
- 交換する場合は、全ての電池の交換をすること
- 懐中電灯などの内部に金属がむき出しになった機器は、アルミホイルや1円玉を使用してはならない
上記の注意事項を守らず使用した場合、液漏れやショート、破裂等の危険が生じます。また、液漏れしたアルカリ電解液が皮膚に触れた場合、化学火傷を起こしたり、目に入った場合失明したりする恐れがあるので注意してくださいね。
防災シェルターがあれば乾電池の備蓄もカンタン
今回はイザと言うときに買い置きの乾電池が無く、非常時の懐中電灯などが利用できない時の対処法をご紹介しました。アルカリ乾電池の有効期限は製造から10年と意外に長いのですが、問題は購入した時期ですね。まあ短く考えても5年は持つでしょう。ただし、きちんと備蓄品として保管していなければ意味がありませんよね。そこでおススメなのが、防災シェルターなのです。
防災シェルターと聞くと、とんでもなく金額が高いイメージがありますよね。でも最近では様々な種類が開発されていて、部屋に置けるベッド型など思ったよりリーズナブルな金額で手に入るようになりました。
防災シェルターに備蓄品を全てまとめておけば、災害時にシェルターに飛び込むけだけなので安心きます。一度、検討してみてはいかがでしょう。