地震大国・日本に住んでいる以上、災害への備えは必要不可欠です。
非常持ち出し袋などを用意している家庭は多いと思いますが、防災シューズまでは準備していないという方も意外と多いのではないでしょうか?災害に備え、防災シューズを1足揃えておくと安心です。
今回は防災シューズの選び方について紹介します。
なぜ防災シューズが必要なのか?
地震などの大規模災害が発生すると、家の中の家具が倒れ、割れた食器などが散乱する可能性があります。その際、裸足や靴下のまま移動すると足をケガする危険性が高くなります。
足を保護するために、防災用のシューズを備えておく必要があるのです。また、外に避難した際にも防災シューズは役立ちます。
災害が発生すると、外にも瓦礫やガラスの破片が散乱し、歩きやすい道は少なくなるでしょう。通常の靴を履いていると、ソールを貫通して足を怪我する可能性が高まります。軽傷で済んだとしても応急処置をすぐにしないと破傷風になる恐れもあります。
防災シューズの選び方
防災シューズといっても、「何を基準に選べばいいか分からない」という方は多いのではないでしょうか?
そこで、防災シューズを選ぶ際の3つのポイントを紹介します。
着脱が簡単である
災害時は一刻を争うため、簡単に着脱できる靴であることが重要です。防災シューズの中には、靴ひもを結ぶ必要のないタイプやサイドジッパーの付いたタイプなどもあります。
履きやすく歩きやすい
災害時は非常時であるがゆえに日常よりもストレスは大きくなります。また、避難や避難所での移動など、移動する機会も多くなることが想定されます。
そのため、サイズの合った、歩きやすい靴を選ぶようにしましょう。ソールの厚い靴を選ぶと、長距離の移動において体力を奪われずに済みます。
安全性が高い
安全面を重視するなら「JIS規格」のある安全靴がおすすめです。足甲の防衛力に優れており、足全体を保護してくれます。
まとめ
防災シューズは災害時に自分の足を守ってくれる重要な防災グッズです。購入できたら、何度か履き慣らしておくといいでしょう。
また、家庭によっては防災シェルターを設置しているところもあるかと思います。災害発生時に防災シェルターへ避難する際も防災シューズを履いておきましょう。防災シェルターを設置したいけれど、価格を考えると難しいという方も多いかと思います。価格は製品によって異なるため一度調べてみましょう。