大雨や台風、地震など、災害に見舞われやすい国「日本」。日本に住んでいる方は、いつ災害が発生しても対応できるように準備をしておかなければなりません。
準備しておくべきものの1つに、非常持ち出し袋があります。
本記事では、非常持ち出し袋の選び方や準備のポイントなどを紹介します。
非常持ち出し袋の選び方
①好みのデザインである
非常持ち出し袋は、災害発生時にすぐに持ち運びできるように目のつく場所に置くことになります。
したがって、自分の好きなデザインのリュックを選ぶといいでしょう。また、家のインテリアに合うデザインかどうかで選ぶのもおすすめです。
②背負って走りやすい
また、背負って走りやすいかどうかもポイントです。走っても安定感のある、チェストベルトや腰にベルトの付いたタイプのリュックがおすすめです。
防災グッズをリュックに詰め終えたら、一度試しに背負って走ってみて感覚を確認してみましょう。
非常持ち出し袋に最低必要なもの
- 印鑑
- 現金
- 救急セット
- 貯金通帳
- 懐中電灯
- ライター
- 缶切り
- ロウソク
- ナイフ
- 衣類
- 毛布
- 水、食料
- 雨具
- ヘルメットや帽子
- ラジオ
また、人によっては「メガネ」や「補聴器」など、ないと生活できないものがあるかと思います。それらも忘れずに入れておきましょう。
準備のポイント
①貴重品を入れるためのスペースを確保しておく
逃げる直前に財布などの貴重品を放り込むスペースとして、ポケットは1つ空にしておきましょう。満杯状態だと中に入れるのに時間を要しますし、入らない場合手に持って避難しなければならなくなります。
②包装は目的別に
薬や応急手当グッズなど、持ち物の種類ごとにジッパー付きビニール袋に入れておくのがおすすめです。把握しやすくなり、目当ての物を見つけやすくなります。
③使用頻度の高い物は取り出しやすい場所に入れる
水の入ったペットボトルや懐中電灯などは逃げて避難する際にすぐに使う可能性が高いものです。さっと取り出せるように手前に入れておきましょう。
④重量に気を付ける
重すぎて背負うのが大変だと、逃げ遅れます。重くなりすぎないように、背負って走れる重さに抑えましょう。
まとめ
ご紹介したポイントを意識して非常持ち出し袋を万全な形で準備しておきましょう。
また、災害発生時に緊急避難するための「防災シェルター」を設置するという方法もあります。家に防災シェルターがあると、いざという時に逃げ込むことができます。
ただ、価格の面で購入は難しいと感じる方は多いかと思います。価格は製品によって異なるため、一度調べてみましょう。